彼の声には怒りと悲しみが詰まっている。ジェームズ・アーサー
全オーディションと「All the World’s a Stage」(2013)「Back from the Edge」(2016)全曲収録!
- Tulisa’s Young
- Live show Week1 Stronger
- Live show Week2 No More Drama
- Live show Week3 I’m Sexy and I Know It
- Live show Week4 Sweet Dreams
- Live show Week5 Don’t Speak
- Live show Week6 Hometown Glory
- Live show Week7 Can’t Take My Eyes Off You
- Survival Fallin
- Live show Week8
- Let’s Get It On
- Live show Week 9(Semi-final)
- Final
- Feeling Good
- Impossible
- その後のジェーム・アーサー
- リンク
Tulisa’s Young
2012年。The X Factor (UK series 9)に登場した当時24歳のジェームズ・アーサー(James Arthur)。ワルな顔を(笑)しています。
曲はジャッジのトゥリサのダンスミュージック「Tulisa’s Young」ですが、自作の詩とアコースティックアレンジで、全く別の曲と言ってよいものになっています。
俺たちのことを許してくれ
多くのミスをしてたくさんの心を傷つけた
でもそのことは考えないようにしている。女の子なら誰でもいい、触れてこの苦しさから逃れたい
でも簡単なロマンスしか求めていない。悪いことじゃないだろう。
そして、
「I live fast, die a legend, Oh.(生き急いで、死んで、伝説になるんだ)」
と言い放ちます。
さて、このジェームズ。
わずか1歳の時に両親が離婚、10代からはドラッグ中毒でワルのし放題、ほぼ路上で生活をしていたと言います。
ギターに出逢って自分で作詞作曲するようになり、ようやく自分を取り戻したジェームズ、このオーディションには、それぞれ再婚している両親やその家族を呼び、自分が生まれてから初めて父と母が喧嘩でない会話をすることを両親に頼んだと言います。
両親の過ち、自分の過ちを絞り出したとも言える一曲、彼の歌を聞いた時に感じた悲しみはこれまでの彼の人生の怒りであり、悲しみでした。
Live show Week1 Stronger
曲はケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)の「Stronger」。
Live show Week2 No More Drama
メアリー・J・ブライジ(Mary J Blige)の「No More Drama」。
Live show Week3 I’m Sexy and I Know It
LMFAOの「I’m Sexy and I Know It」
Live show Week4 Sweet Dreams
ユーリズミックス(Eurythmic)の「Sweet Dreams」
Live show Week5 Don’t Speak
ノー・ダウト(No Doubt)の「Don’t Speak」
Live show Week6 Hometown Glory
Live show Week7 Can’t Take My Eyes Off You
フランキー・ヴァリ(Frankie Valli)の「Can’t Take My Eyes Off You」
ここでボトム2となり、Ella Hendersonとのサバイバルに望みます。
Survival Fallin
アリシア・キース(Alicia Keys)の「Fallin」を歌ってサバイバルを制します。
Live show Week8
SOS
Let’s Get It On
ライブショーも終盤。Week8はアバ(ABBA)の「SOS」、マービン・ゲイ(Marvin Gaye)の「Let’s Get It On」の二曲。
Live show Week 9(Semi-final)
One
The Power Of Love
セミ・ファイナルはU2の「One」とフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes to Hollywood)の「The Power Of Love」の二曲。
これで決勝に進む3名(Christopher Maloney、Jahméne Douglas、James Arthur)が決定します。
Final
Feeling Good
Impossible
決勝に選んだのはニナ・サイモン(Nina Simone)のFeeling Goodと、ShontelleのImpossible。
Impossibleは圧巻でした。決して上手いわけではないのですが、詩が力強く情感たっぷりで引き込まれていきます。
これで彼はこの年の優勝を勝ち取ります。
その後のジェーム・アーサー
オーディションの優勝曲、「Impossible」を正式にリリース(2012年)してデビューし、ミリオンセラー、英国のシングルチャートで一位を記録しました。
続いて”You’re Nobody ‘til Somebody Loves You”(2013年)、”Recovery””Get Down”(2013年)をリリース。
2013年11月4日には、ファーストアルバム「All the World’s a Stage」をリリースします。(なんと本人の意思で全曲無料配信!)、
「テロリストみたいにお前の家を爆破してやる」というような過激な歌詞や、同性愛者を中傷するラップなどが問題となり、Itunesがダウンロード者に対して払い戻しを行ったりと、ワルな話題は尽きません。
2014年には所属していたサイモン・コーウェルのレーベル「Syco」からコロンビアに移籍。
2016年にセカンドアルバムの「Back from the Edge」をリリース。
※そのまま待機。全曲聴けます。
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